200X年 パニックになっていた社会で 主治医は僕に 「元気でいてくださいね」と言った 悪い人じゃなかったんだと思う 彼はその頃、こうも聞いたことがあった 「どんな気持ちですか」と これは復讐反転が成り、ということであったか 僕はそれに対して 「えぇ、大丈夫です。疲れてますけど」 と返した 復讐が主眼ではなかったことが 見て取れる 実際、多くエネルギーの浪費を伴う時期だった 以来、酒量が減ったためしはない