眠れる獅子

僕は拷問の憂き目を知っている
反抗しないから悪くなったと言われても

扇動し南無三なことになったら
親御さんに申し訳が立たないんですよ

心は簡単に折れる
ポッキーよりもたやすく

相手の刃の切っ先を見据えて踏み込む
ならいいがそうじゃないだろう

どこへ導こうというのか
こんなことはやめて家に帰れ

なぜ勇気を振り絞ってしまったのか
母の胸にごねているのが一番よい

という心境に至ってしまっても
命を盾に僕が戦っておられる

無理なら人に投げればいい
パスでもいいし、自走でもいいし

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